美容室で髪をすいた後に、アホ毛が増えたと感じたことはありませんか?
せっかく軽くしてもらったのに、鏡を見るとピンピンと短い毛が目立つとガッカリしますよね。
実は、髪をすくことでアホ毛が発生しやすくなる原因があるのです。
髪をすくと毛先が不揃いになり、短い毛が表面に出てきやすくなったり、ダメージを受けて広がったりすることで、アホ毛が目立ってしまいます。
この記事では、髪をすいたときにアホ毛が増える理由と対策&ケア方法を詳しく解説します!
すでにアホ毛が気になっている方、予防したい方もぜひ参考にしてくださいね!
髪をすくとアホ毛が増える理由
髪をすくとアホ毛が増えるのは、カットによる毛の長さの不揃いさやダメージが関係しています。
ここでは、具体的な原因を詳しく見ていきましょう。
短い毛が表面に出てくるから
髪をすくと長さが不揃いになるため、短い毛が表面に出てきやすくなります。
すきバサミで髪の量を減らすと、内部にあった長い毛と短い毛が混ざり合います。
しかし、軽くなった短い毛は浮きやすく、自然とピンと立ってしまうのです。
特に、トップや顔まわりの髪はふんわり軽くなりやすいため、アホ毛が目立つ原因になります。
さらに、短くすかれた毛は摩擦や乾燥で広がりやすくなるため、スタイリングしても時間が経つと再びアホ毛が出てきやすくなります。
すきすぎて髪がスカスカになるから
髪をすきすぎると、髪の密度が減ることで隙間ができやすくなるため、アホ毛が目立ちます。
特に髪が細い人は、すきすぎるとスカスカになり、ボリュームが失われてしまいます。
密度が減ると短い毛が表面に飛び出しやすくなり、アホ毛が悪目立ちしてしまうのです。
また、すきすぎると毛先が薄くなり、まとまりにくくなるため、ヘアセットが崩れやすくなりよりアホ毛が目立つ原因になります。
カットで髪にダメージが加わるから
髪をすくときに使うすきバサミは毛先を途中でカットするため、切り口が不揃いになります。
この不揃いな毛先はダメージを受けやすく、乾燥による広がりやアホ毛の原因になってしまいます。
さらに、すいた毛先は細くなるため、水分保持力が低下しやすくなります。
その結果、髪のパサつきが加速し、アホ毛が発生しやすくなるのです。
髪をすいてもアホ毛を防ぐ対策
髪をすいてもアホ毛を防ぐには、美容室でのオーダー方法や自宅でのヘアケアが重要です。
ここでは、それぞれの具体的な対策をご紹介します。
美容室での対策
美容室でアホ毛を防ぐためには、オーダー時にすきすぎないように伝えることがポイントです。
「軽くしてください」とだけ伝えるとすきすぎてしまうことがあるため、
- 「まとまり重視で軽くしてください」
- 「トップはボリュームを残したいので控えめにすいてください」
と具体的に伝えると安心です。
また、すきバサミではなくスライドカットをお願いするのもおすすめ。
スライドカットは髪に自然な動きが出るため、アホ毛が目立ちにくくなります。
自宅でのヘアケア対策
自宅でのケアもアホ毛予防に欠かせません。
アホ毛ができたときの応急処置法
もし髪をすいた後にアホ毛ができてしまったら、応急処置法で素早くカバーしましょう。
ハンドクリームやワックスを使う
外出先でアホ毛が目立ったときは、ハンドクリームを指先に少量つけて撫でつけると落ち着きます。
ワックスがないときの代用にもなり、手軽にツヤ感とまとまりを出せます。
ヘアスプレー+コームで固定
コームにヘアスプレーを吹きかけてからアホ毛部分をなでつけると効果的です。
スプレーで固定されるため、長時間キープできます。
ヘアアイロンで整える
アホ毛が広がってしまった場合は、ヘアアイロンで軽く熱を通すと収まります。
ただし、120~140℃の低温でサッと整えるのがコツです。
アホ毛を防ぐ日常ケアのコツ
アホ毛を防ぐには、日常的なヘアケアが大切です。
髪の保湿ケアをしっかり行う
週に1~2回は集中トリートメントで髪に潤いを与えるとアホ毛予防に効果的です。
乾燥による広がりを防ぎます。
就寝時はナイトキャップやシルク枕カバーを使う
寝返り時の摩擦を減らすことでアホ毛が発生しにくくなります。
髪への摩擦ダメージを防ぐため、ナイトキャップやシルク枕カバーを使いましょう。
食事や生活習慣にも気を配る
髪の健康は内側からもケアが大切です。
タンパク質やビタミンB群、亜鉛を含む食事を意識しましょう。
まとめ
髪をすくとアホ毛が増えるのは、短い毛が表面に出やすくなることや、すきすぎによるスカスカ感、カット時のダメージが原因です。
アホ毛を防ぐには、美容室でのオーダー時に「すきすぎないように」と伝えることが大切。
また、自宅での保湿ケアやドライヤーでしっかり乾かす習慣も効果的です。
もしアホ毛が目立ってしまった場合は、ハンドクリームやヘアスプレーで応急処置しましょう。
さらに、ナイトキャップやシルク枕カバーで摩擦を減らす・栄養バランスの取れた食事を心がけると、日常的なアホ毛予防につながります。
正しい対策とケアで、ツヤのあるまとまりやすい髪を手に入れてくださいね!
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